IS-2重戦車

防御力 攻撃力
前面防御力 側面防御力 後面防御力 上面防御力 ダメージ 貫通力
153 101 105 50 190 143

仕様
主要武装 122ミリ/
L 46.3/Q 28
2次武装 7.62ミリ/
Q 3108 x3門
重量 46.5 トン
最大速度 37 km/時
エンジン出力 520 hp
乗員 4名
装甲厚
(最小/最大)
30/175ミリ名

IS-1とIS-2重戦車の設計はKV-1とKV-13の中戦車から重戦車に基づいている。これらは1492年3月までに建設されたチェリャビンスクの実験的戦車工場の最初の主要プロジェクトだった。実験的なKV-13は76ミリカノン砲で武装していたが、既にこれでは威力が足りないと判断され、この設計は放棄された。続いて85ミリ主砲を持つベースで新型戦車を設計する作業が開始された。新しい戦車はヨセフ・スターリンのロシア語の発音にちなんでISと名づけられた。
新しい設計はKVよりもずっと小型になった。これにより追加装甲と前より重い兵器を、全体の重量を増やさずに追加できるようになった。ドイツ軍が1942年後半にティーガー重戦車の利用を開始したため、ソ連の設計工程は大幅にスピードをアップしたが、その頃までに、85ミリカノン砲でもまだ威力が不十分だろうということに気づき始めた。
ISはより強力な大砲で武装すべきだという提案をした最初の人物は第100工場の設計主任、コーチンである。クルスク戦の結果を分析した後、1943年8月、彼は他のどの大砲よりも122ミリカノン砲がティーガーの反撃に成功していたということに気づいた。ISにその大きさのカノン砲を搭載するには、バレルブレーキを入れられるようにISの再設計が必要になる。この大砲で武装した新型戦車はIS-122と呼ばれ、初期テストの後、検査のためにモスクワに送られた。モスクワでは、奪取してあったティーガー戦車を相手にこのカノン砲をテストした結果、1,500メートルの距離からティーガー戦車を爆破することに成功した。このテスト中、A-19カノン砲のバレルブレーキが爆発し、テストに立ち会っていたマーシャル・ボロシロフはもう少しのところで命を落とすところだった。この結果、取り付けるバレルブレーキのモデルを変更することになった。
最終設計はIS-2と命名された。頑丈な装甲と強力な主砲のおかげでIS-2は最新のドイツ軍戦車と対抗して1マイル離れた距離からさえも敵戦車を破壊することや、掩蔽壕やその他の防衛陣地を壊すことが可能だった。予備の弾薬量は少なく、射撃間隔は遅かったが、IS戦車はドイツ軍の最強の防衛に対抗する時には不可欠となり、IS-2はベルリン郊外を突破する際に役に立った。